【読.003】和田朋子(2013)『増補改訂版 はじめての英語論文』すばる舎 カスタマイズ②
【本論:先行研究の検討】

先行研究に関する詳しい検討は、導入(基本表現03,04)で、As described later,付きで述べたことについて、分類、引用(紹介)、比較、疑問の投げかけを行う。

基本表現.07 先行研究の紹介:分類をする
~ can be classified into …
 ~は…のように分類される
~ is classified as … because --
~ belongs to … in that --
 ~は…として分類できる。なぜなら--
コラムで「先行研究の整理・分類は研究者の腕の見せ所。本論での議論に沿うよう、わかりやすくスマートで説得力のある分類方法を提示できればほぼ成功」と書いてある。まったく同感。ある事例がどのグループに分類されるかを、理由を述べながら示すときに用いる表現も含めて押さえておく。

基本表現.08 先行研究の紹介:「述べている」の使い分け
~ claims that …
 …と主張している:論文の論旨に関わるポイントについての先行研究の紹介に
~ points out that …
 …と指摘している:既に述べている内容に対して訂正や反論をするための引用に
~ notes that …
 …と特筆している:既に述べている内容に対して一部を強調したり情報を追加するための引用に
~ mentions that …
~ says that …
 …と言及している:ある人物がこの事項について触れていることを示すときに

基本表現.09 先行研究の紹介:「説明している」の使い分け
~ clarifies that …
 複数の物事の違いや、それまで誤解されていた内容を訂正するときの「説明」を紹介するときに
~ defines …
 概念の定義の「説明」を紹介するときに
~ describes that …
 物事や状況の描写的な「説明」を紹介するときに
~ accounts that …
 物事や状況の背景や、どうしてそうなったかの経緯・原因の「説明」を紹介するときに

基本表現.10,11 先行研究の紹介:見解が一致している/していない
The present author agree/disagree with ~ in that …
 筆者と~は…という点において見解が一致している/していない
何についてどのような観点で一致しているのか? そこから何が言えるのか?
例)The present author agree/disagree with Negishi (1996) in that the reading subskills would be better described when they are illustrated in dimension rather than in a list or taxonomies. Therefore, in the present study, the prime interest is to seek for a model which descibes how these dimensions could be conceptualized.

基本表現.27 結論の応用:研究成果がどのように応用できるかを示唆する
A can be applied to B
 AはBに応用することができる
自分と見解が一致している先行研究の枠組みやモデルを引用するときに使える表現。

基本表現.12 先行研究の紹介のまとめ:残っている疑問を示す
The question has remained unanswered whether…
 …については未だ疑問が残る
解決されていない論点を取り上げるときに用いる表現。「基本表現.04 研究の手薄さを指摘する」をさらに掘り下げたものと言えるか。
by warabannshi | 2015-11-13 04:15 | メモ | Comments(0)
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