第97夜 「腹部にオナホールを埋め込まれ、フランケンシュタイン化する」
 ロープウェーでしか行けない、山小屋の地下室。
 イタリアのおそらく三千メートル級の高山で、ドロミテのあたり。
 広江礼威の漫画みたいな巨乳の女性になっていて、手術台の上で仰向けになり、こめかみにリベットを打ちこまれている。
 おそらく医者なのだろうが、よくわからない人物が銃のような左右に一本ずつ、銅製のリベットを打ちこむ。衝撃はあるが、痛みはない。つづいて、胸の隙間の肋骨の接合部分にもリベットを打ちこむ。
「乳房は痛いからね。男だったら、肋骨に直接打ちこんだ方がいいんだけれど」
 肋骨に直接、打ちこんだ方が、リベットを通じて短波を受信しやすくなることを知っている。
 短波は電離層で反射するから、地球上の広い範囲で、このリベットを通じて指示を受けることができる。短波はリベットに受信されたあと、骨伝導の仕組みで、頭蓋骨内にそのまま声を送る。
 けれど、その短波がどこから発信されているのかは知らない。

 リベットを打ちこまれたあとで、なぜか下腹部から鳩尾にいたるまで縦に切開される。
 いつの間にか、男にもどっている。
 痛みを感じないようにリベットがツボを刺激しているせいか、やはり痛くない。
 割かれた腹部に、吉祥寺で売られているようなオナホールが一つずつ、埋め込まれる。
 拳銃のマガジンに銃弾を装填するように、切開されたところにぷちんぷちんとオナホールが嵌っていく。「オオカミと七匹のコヤギ」で眠っているあいだに腹を割かれて石を詰められたオオカミはこんな感じなんだろうと思う。けれど、臓物はどこにいったんだろう? 石や性具が腹部に詰めこまれれば、それだけ臓物はどこかにいかなければならない。それとも、臓物なんてとっくに取り払われてしまったのだろうか?
「*****」
 たぶんスペイン語で、起きあがってみろ、と施術者が言う。
 起きあがってみると、ごとごと腹部が鳴って、やや苦しい。
 埋め込まれたものは実用(売春?)のためではなく、威嚇や示威などに使うのだろう。

(追記)
 はたして両性具有になった、と言えるのだろうか?
by warabannshi | 2008-03-10 22:25 | 夢日記 | Comments(0)
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