第142夜 「ある施設の群像」
 群像劇。カメラワークは、『リリィ・シュシュのすべて』っぽい。
 チベット仏教がらみの、うさんくさい新興宗教の宿泊施設。施設のなかには学校もある。
 この宗教の修行メニューは
1.滝打ち
2.『時をかける少女』の精読、およびアニメの観賞(『時かけ』が暗号になっている。)
3.太陽を見る(太陽が複数個見えたら、良い)
 にだいたいわけられる。
 すべてのメニューは、ゴールド・エクスペリエンス、フロー、ZONE状態に至ることを目的としている。
 たとえば、3.だったら、太陽が五つ、三角形に見えたら、それは喜ばしいことだとされる。
 それは集中力が高まった、ということなのだ。

〈1.滝壺〉のケース
 その施設から脱走しようとする二人。
 一人は若い修行僧で、もう一人は、白人の修行僧。
 山門を出たところで、すぐに追いつかれてしまう。
 偉い人たちの前に、引きずり出される主人公たち二人。
「これからは毎日、一、二分、若者らしい声をお聞かせいたしましょう!」
 という言葉を、彼は読経のつもりで言ったのだが、みんなは、彼が滝に打たれるときに発する裂帛の気合いのことだと勘違いする。
 そういうわけで、二人は滝に打たれることになる。
 だが、逃げ出した主人公の僧は、その滝打ちのなかで、ついにフローに達する。
 滝の水はまったく冷たくなく、滝壺の底に仰向けに沈んでも、まったく平気だ。
 その滝壺のへりを歩いていく、通学途中の女子高生のスカートのなかを見ていても、集中はとぎれない。
 滝打ちのメニューは、腹筋を鍛えることもできる。
 つまり、滝壺のへりに後ろ向きにつかまって、膝を、胸につけるように折りまげる。そして、一、二、一、二、と左右に足を動かすのだ。
 こうすることで、腹筋はまんべんなく鍛えられる。
 なぜ腹筋を鍛える必要があるのかはわからない。

〈2.『時をかける少女』の精読、およびアニメの観賞〉のケース
 ある一室で、ゼミナールが行われようとしている。
 養護施設の教室、みたいな感じ。
 そのゼミに参加する人々のなかで、最年少の小学生は、無口なのだが頭の良いことが知られている。
 その男の子が、うちがゼミの部屋で準備をしていると、やってくる。
 なにかすごい嬉しそうで、うちが何かを話しかけると、笑ってくれる。彼が笑うのは、非常にめずらしいことだ。
 何を、彼に言ったかは憶えていない。
 ただ、床には、ものすごい量の付箋がついた『時をかける少女』のパンフレットが落ちていた。

〈とある、日〉
 友人Hが自殺した、その次の日の施設の教室。高校。
 主人公の女子生徒は、Hの自殺の報が届いた日に学校をサボっていて、Hの死を知らない。
 Hを好きだった女子生徒が、主人公の子に机を投げつける。
 彼女が机を投げつけたのは、主人公が、自殺の報が届いた日に学校をサボったからではない。
 主人公が、Hと付き合っていたということを疑っていたのだ。
by warabannshi | 2008-05-21 09:17 | 夢日記 | Comments(0)
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