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第110夜 「ハゲを危惧する/ブラッド・ピットを祝福して面接に遅れる」
(*1)
 どういうわけか髪の毛が次々と抜け続ける。
 けれど、それに一歩遅れて、新しい髪が次々と生えてくる。
 鏡を見ると、伸びている髪と、髪が抜け落ちて頭皮が見えているところと、髪が生えかかって短髪になっているところがまだらになっている。面積的に多くを占めているのは短髪の部分で、エキセントリックな髪型に見えないこともない。
「円形脱毛症でしょ」
 誰かが言う。
「いや、カルシウム不足だから、(髪の成長が)止まらないんだと思う」
 なんとなく、新陳代謝を行っている髪が、二次遷移を彷彿とさせる。

(*2)
 父親であるブラッド・ピットが、スパイの仕事を終えて帰宅する。
 彼をハグして祝福し、観葉植物(カンノンチク)を贈る。
 ブラッド・ピットが父親役をやっているのではなく、またスパイ役の映画作品に出ているわけではない。ブラッド・ピットは父親であり、スパイだ。ジェームズ・ボンドが米国B級映画においてそうであるように。
「そういえば、面接があるんじゃなかったっけ?」
 ブラッド・ピットが言う。
 そうだ。桐朋中学校の校長面接が一〇時半からあるのに、いまはもう十一時。
by warabannshi | 2008-03-31 08:43 | 夢日記 | Comments(2)
第109夜 「永福町商店街でお祭りが催される」
 井の頭線・永福町駅には南北に商店街がある。この二つの商店街は、セールやお祭りをやるにしてもたいてい別々の日程を組むのだが、今回は両方の商店街がお祭りをやっている。
 北口で魚屋が、ものすごいセールをやっているらしい。
 南口に住んでいる自分は、いそいそと北口まで買いに行く。
(※ちなみに、起きているときの家は北口側にある。南口側に住んでいたのは五年前の春に、家の建て替えをやった、その半年間だけだ。)
「いまなら1680円のこの数の子が998円!」
 魚屋風のおじさんががなっている。アメヤ横町みたいだ。
 あまり安くなっていないようだが、それまでも相当値下げしているのだろう。
 よし、買おう。と思って財布を見ると、中身がない。
 昨日、飲みで全部使ってしまったのだ。
(※人文死生学研究会のあとの懇親会で、有り金を全部使ってしまったのは本当。)
 仕方がないので、家に電話をかける。なぜか香取慎吾が電話にでる。
「誰か、家にヒマな人はいませんか?」
「あ、俺がヒマだよ」
「じゃあ、うちの部屋のドアを開けた、すぐ左の本棚の引き出しに札入れがあるので、一万円をもってきてくれますか」
「いいよ。五分くらい、踏み切り前のファミマで待ってて」
 香取慎吾にパシりをさせたことが知られたら、彼女に何と言われるかわからない。
 ファミマでおにぎりの値段を眺めていると、電話が鳴る。
 高校の友人Sからだ。
「あ、一万円もってきたけど、いまどこ?」
「ファミマでおにぎりの値段を見ているよ」
 どうやら彼がパシらされたらしい。
 Sは南口の店の半開きのシャッターを律儀に閉めながら、ファミマに向かってくる。
 なぜか泣いて抱き合ううちら二人。懐かしいだけでは、こうは泣けない。
by warabannshi | 2008-03-30 10:14 | 夢日記 | Comments(0)
第108夜 「『ゾンビ』と『ウエストサイド物語』の合作のような映画」(08.04.05掲載)
 1976年のアメリカで撮られた映画。もちろんアメリカが舞台。
 豊島園プールのような幾つものプールが集合しているプール。まっ黒な水が張られているプールから、どんどんゾンビが湧きだしてくる。
 主人公たちは『ウエストサイド物語』のような、ライバル関係にある二つの不良グループ。
 ひょんなことからそのゾンビの大量発生を目撃して、追われることになる。
 主人公たちはバイクに乗っているなのでなんとかゾンビから逃げることができたが、ゾンビはどんどん増えていく。
 不良グループを追いかけている中年警部は、その不良達がゾンビの大量発生の原因であると考える。彼らの一人から事情聴取をしているときに、彼らバイクから落としていった蛍光塗料が見つかるので、それを伝って彼らを追いかける。
 一方で、ゾンビはだんだん知恵をつけてきて、最初の目撃者である不良グループを皆殺しにしようとする。
 不良達はある洋館に立てこもる。
 じつにバイオハザード的な発想のように思われる。

(追記)
 ゾンビたちが動くには黒い時間と白い時間が必要。
 黒い時間とは、墨汁プールに耽溺していたゾンビそのものだが、白い時間とは何か?

(追記)
 『ゾンビ』は1978年9月公開(イタリアで)。
 『ウエストサイド物語』は1961年12月13日公開。
 1976年にアメリカで公開された映画として有名なのは『ロッキー』ぐらいか? それでも、製作されたのが1976年だとは限らない。

(追記)
 それにしても、豊島園、まっ黒な墨汁のようなプール、蘇る死骸、『ウエストサイド物語』など、いままでの夢に頻出するイメージがよくB級映画として組み合わさったものだ。B級のほうが神話的発想がプリミティブに使えるぶんだけ雑多な象徴がよく"載る"のだろうか。

(追記)
 1976年に製作されたもの。
 大島弓子の漫画のなかでとりわけ気に入っている「まだ宵のくち」が1976年JOTOMO7月号に掲載だった。サイモンとガーファンクルの「スカボローフェア」が印象的に引用されるこの作品はアメリカとほとんどなんの関係もない。あるとすれば、ベトナム戦争が終結したこの年、「スカボローフェア」において詠唱されていた言葉は三十年数後もいまだにチベット自治区や四川省に途絶える気配を見せないということだ。
by warabannshi | 2008-03-28 09:24 | 夢日記 | Comments(0)
第107夜 「三角関係+1のありがちな結末」
 左腕の上腕から肩にかけて幾何学的な模様の刺青がある少年と、二人の二十代後半の男性。ワンボックスカーで旅をしながら、住所不定の生活を送っている。
 男性二人はゲイで、少年をめぐって潜在的に三角関係にある。
 少年はゲイではないが、とくに男性二人の動向には関心がない。

 いつからか、そのワンボックスカーにもう一人の男性が増える。
 そんなに歳をとっていないはずなのに、総白髪の柔和そうな(育ちが良さそうな)紳士。
 どういうきっかけでこの紳士が加わったかはわからない。
 紳士は友好的だが、少年はやっぱり無関心。

 ある日、男性の一人がついに少年を連れて盗難車で逃げ出す。
 オープンカーで海上の高速道路をひた走りながら、
「刺青は俺が舐め消してあげるからね――」
 少年は不気味な台詞を言われても、表情を変えずに景色を見ている。
 高速道路にはケンタウロスも走っている。

 オープンカーはワンボックスカーに追いつかれて、男性二人の殴り合いが始まる。
 殴り合いの最中、ふと気がつくと、ワンボックスカーがない。
 総白髪の紳士が少年をさらっていったのだ。
 ……というよくある結末。
by warabannshi | 2008-03-24 10:37 | 夢日記 | Comments(0)
第106夜 「ある消防士の引退と、その後の生活」
 香料を生産する村。日本だか、外国だか、不明。日本産アニメのなかの村かもしれない。
 香料とは、いわゆる精油(アブソリュート)。「パフューム」で有名になった、油脂の上に花を撒いて、油脂に匂いを吸着させる方法で採られる。
 その香料を採る村が、まるごと火事になる。
 空気中の微細な油滴が燃え出すので、空気そのものが燃えているような状況。
 消火している消防士は、まず肺を火傷する。

 その村の消化にたずさわった、一人の中年の消防士。
 やはり肺を火傷し、肺浮腫のおそれがあるので、引退する。
 彼は海沿いの、彼の育ったキャンピングカーにもどり、悠々自適だがなんとなく思い切れない気分で日々をすごす。犬もいる。
「孫でもつくろうか」
 ある日の朝食(晴れた日は屋外で食べる。スパゲティ・ボンゴレ。海の幸)の席で、彼の、彼より大きい息子が言う。
「なーに言ってるのよ、朝っぱらから!」
 金髪の息子の嫁が、照れ笑いながら、ちらっと引退した消防士を意識する。
 息子と嫁の会話がすこし嬉しい消防士。

(追記)
 消防士が感じたポジティブな感情は、何と呼ばれるのだろうか?
by warabannshi | 2008-03-24 00:46 | 夢日記 | Comments(0)
第105夜 「アフロの男性に連れられてメタセコイアを見に行く」(08.03.22 投稿)
c0054893_1153555.jpg 葉加瀬太郎かパパイヤ鈴木か、とにかくアフロヘアーの太めの男性に連れられて、彼女とメタセコイアを見に行く。
「アパートのベランダから種を蒔いたんですけどね、まさか発芽するとは思わなかったですよ」
「日照条件が良かったんですね」
 たしかに、アパートの裏は、アパートの裏とは思えないほど広くて陽が射している。
 『風の谷のナウシカ』のヒドラたちの庭のような人工的な平穏の極地。
 古代スギは、くの字型に曲がっていて、おまけに樹形図みたいに樹冠のあたりだけやけに枝葉が生い茂っている。ほんとうに、これはメタセコイアか?


(追記)
 なぜ学校施設にはよくメタセコイアが植わっているのだろう。
 上の写真は本来のメタセコイア。(参考:wikipedia)
by warabannshi | 2008-03-21 11:54 | 夢日記 | Comments(0)
第104夜 「娼婦のオムニバス」(08.03.22 投稿)
 最初の話。
 すごい太ったおばさんとすごい太ったおじさんのコンビ。
 おばさんは激怒していて、おじさんを蹴り殺さんばかりに蹴っているのだが、おじさんは「湿布薬はどこかね?」とまったく意に返さない。
 おばさんの方が湿布薬が必要なくらいに足を痛めてしまうという。
 ミヒャエル・ゾーヴァが挿絵を描いていそうな話。

 次の話。
 俳優くずれの女性、そしてもとから娼婦だった二人。三人でチームを組んでいる。
 俳優をやっていた女性は、サービス加減がわからなくてよく怒られる。おそらく、無駄に演技的になってしまうからだ。
 ある日、俳優下っ端の男の子がその元俳優の女性のところにお客に来る。やっぱり無駄なサービスをしすぎて、男の子は怒ってどこかに行ってしまう。
 シーンのところどころに渥美清が出没する。
 なんだかんだで、男の子が元俳優の人のところにもどって来る。仲直りしている。
「なんだ、こんなことまで教えて上げなければならなかったのね!」何かに気がつく元俳優。 
 そして、元俳優は自分の吐瀉物を、男の子にキスで分け与える。
 また怒って出て行ってしまう、俳優下っ端の男の子。
「そリャー、怒るわな」と渥美清は嘆じる。
 ――それがじつは『課長島耕作』の第一話。

 最後の話。
 混血の娼婦の話。クォーターで、頭がサイババみたいな人。つまりアフロ。
 浮いたり、水の上を歩いたり、いろいろしたりする大冒険。
 大冒険のくせに、場所はずっと境内。
 「秋の峰入り」で入った羽黒山の修行所。
by warabannshi | 2008-03-20 11:02 | 夢日記 | Comments(0)
第103夜 「ホテルで[行き先]バイキングが催されている」
 おとといは、研究所とスタバが併設されていたホテル。いまは、研究所もスタバもない。
 “ネオ新宿西口”にある全員楽器の嗜みのあるヤクザが詰めている例のホテルでもない。

 ホテルの大広間には、お金持ちそうな紳士淑女が集まっている。
 長テーブルの上にはさまざまな[行き先]が、新製品展示会のように並べられている。
 [行き先]はどれも、炎色反応みたいに濃くなったり薄くなったりを不規則に繰り返している黒い渦のようなもの。
 それぞれの[行き先]は、それぞれの場所に通じているはずなのだが、どの[行き先]も混線していそうで思い通りの場所に行けそうもない。

(追記 3.19 19:29)
 幾つもあるのは[行き先]であって、出入り口ではない。これは重要なことだ。
 [行き先]は、何かが帰ってくることを、行ってしまったものが再びここに戻ってくることを約束しない。[行き先]が暗示するものは「→」ではあっても、「=」ではない。「=」は、それで結合される両端が等しいことを示すのではない。両端が、一度は帰ってきたことがあるもの、再びここに戻ってきたことがあることを示す。
 出入り口は一つでもよい。「=」という一つの記号で事足りる。
 [行き先]は幾つあっても足りない。まったく反省する余地がないのだから。
 「→」は、だが、それだけで充足している。結び、結ばれるべき両端が要らない。

 より高次の言語活動(-エコノミー)は[→]の豊饒を地にして、その地のうえに初めて描くことができる。ただし、描かれるのは迷路であり、迷路のなかで人は思い通りの場所にいけそうもない。
by warabannshi | 2008-03-19 09:42 | 夢日記 | Comments(0)
第102夜 「ホテルと研究所とスタバの入ったビルで、クラスメートに会う」
 ホテルと研究所とスタバがひとつのビルに入っている。3階までがスタバ、その上にホテル、その上に研究所。小綺麗なホテルで、修学旅行生たちなんかも利用する。研究所はもともとホテルの上に作られたものではなくて、ホテルの一部に研究者たちが居座りつづけているだけかもしれない。どれくらいの研究所なのかも知らない。
 スタバでコーヒーを頼んでから、研究所に向かおうとする。
「コナコーヒーを、ショートで。それがなかったら、ココアをトールで」
 レジの中国人留学生がオーダーをなかなか理解しない。
「コナコーヒーとココアですか?」
「いや違くて、コーヒー or ココア。コーヒー優先で、なかったらココアで」
「ブレンドですか?」
 埒があかないので英語でしゃべりかけようとすると、もう一人の留学生(女性)が「これをオーダーする人は少ないんですよ…」と言いながらすばやくコナコーヒーを持ってきてくれる。

 コーヒーを持って二階にあがると、ものすごい人込み。
 修学旅行生たちがスタバに来ていて、よく見ると、うちが通っていた中学校。それどころか、旧クラスメートが中学生に戻ってここに来ている。
「太田! お前、一人だけ大きくなってんじゃねえよ!」
 サッカー友達のUが身長140センチくらいの視点からうちをからかう。
 膝に彼を乗せて、片足になって持ち上げる。軽い。
by warabannshi | 2008-03-17 09:46 | 夢日記 | Comments(0)
第101夜 「高速のニコニコ組曲が流れ、図工室がアニメ化する」
 無人の大宮小学校の図工室にいる。
 ニコニコ組曲が、ニコニコ組曲だとわからないくらいの高速で圧縮されて流れていて、さらに男女混合のコーラスが、おおいかぶさるように響いている。高速のニコニコ組曲はきゅるきゅる音になっているわけではなく、尺だけを縮めたような、そういう処理。
 いつの間にか図工室の風景がアニメ化している。
 アニメ化したまま、背後にあるはずの景色が前のほうへと、また圧縮しはじめる。
 中空の球体の内側にいて、その球体の裏面だけが縮んでいくような感覚。
 景色としては、後ろにものすごい勢いで引っぱられるような感じ。
 いつの間にか、女性になっている。
 もしかしたら眼球が裏返って、眼球の内側を見ているのかもしれない。

(追記)
 爆縮?
by warabannshi | 2008-03-14 11:29 | 夢日記 | Comments(0)



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