明日、こどもの日に開催される「コミティア96」の詳細です。
日程 : 2011/05/05(木/祝)11:00〜16:00 販売するものは、以下の通りとなります。 ■文庫本『続笑半紙』太田和彦 80ページ ¥400 新刊!30部 カテゴリ「こんな夢を見た」より。収録作品はすべてブログにアップされている記事をもとにしています。 前作『笑半紙』が〈肉料理〉だとしたら、本作『続笑半紙』は〈ツナサラダ〉くらいの濃さです。前作が『インランド・エンパイア』だとしたら、本作は、『水曜どうでしょう』くらいの緩やかさでお送りします。『続笑半紙』では、実在する物や場所の名前が多く現れます。記録のなかに実在する何かの名前が多いほど、その夢は、起きているときの記憶の、単なる順列組み合わせのように思えます。 しかし、私たちの現実こそが、消えた夢の記憶の順列組み合わせなのではないでしょうか。夢の中で、誰もが感動する素晴らしいメロディを作曲したのに、目覚めたあと、自分でもう一度そのメロディを聴くことができないことを残念に思ったことはありませんか。夢から覚めても忘れないように、五回も十回もそのメロディを口ずさみ、手帳に採譜したにもかかわらず、夢から覚めると消え去ってしまう記憶と記録。私たちが生きているのはそのメロディではないでしょうか。――しかし、私たちにそう思わせることこそが、じつは夢の巧妙な戦略なのかもしれません。 ■文庫本『笑半紙』太田和彦 76ページ ¥400 残り12部 カテゴリ「こんな夢を見た」より。収録作品はすべてブログにアップされている記事をもとにしています。 夢日記のテキスト量は、ブログ掲載時のかるく三割り増しになっております。複数のテキストを一つに編集したり、原型をとどめないほど念入りに推敲しました。 <夢日記>という人をくった趣向の記録文は、古くは鎌倉時代の明恵上人から、明治以降は夏目漱石、内田百閒、黒澤明、島尾敏雄、細野晴臣、山本直樹という偉大な先達たちによって書き記しるされてきました。どれもこれも最高に面白いのでお勧めです。「素寒貧でも楽しめる、そして一生退屈しない」夢という現象の報告書。 ・西瓜鯨油社の牟礼鯨さんからレヴューをいただきました。ありがとうございます。 ■B5判「其処に意味をお与えにならなかったので」太田和彦 20ページ ¥200 二刷 残り21部(各色7部ずつ) カテゴリ「犬の生活」より。収録作品はすべてブログにアップされている記事をもとにしています。 ネット上で小説を書き始めてから、2010年で10年目になりまして、そのあいだに随分文体も変わったのですが、ちょうど当ブログをはじめた2005年前後に書いた作品を選び、編集しました。浅葱ヒタキさんによる装丁とデザインで、愛嬌ある仕様になっています。 ■折りたたみB5判チラシ「クラフト紙による笑半紙」太田和彦 無料
by warabannshi
| 2011-05-04 18:33
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