タレント、芸能人がどういう家に住んでいるか、家賃はいかほどか、というバラエティー番組を見ている。司会は今田耕司。セットはマジカル頭脳パワーに似ている。
数名のミュージシャンの住んでいる家の家賃が、ボードで示される。
そのなかで、群を抜いて安いのが、布袋寅泰の二万五千円/月。
「これ、下積み時代のデータではなくてですか?」
「いや、現在です」
CDが売れていないのだろうか? それとも、ハングリー精神を培うためか?
そして、何回か夢に出てきた、練馬の木造アパート。小火騒ぎがあったり、冷感症合宿が行われたりしていたあのぼろい木造アパートの一室に、布袋寅泰が住んでいると直観する。
(追記)
翌日、起きているときに府中でたまたま「ほてい家」という蕎麦屋に昼食のため入った。
最近出来た店のようで、自然光を取り入れた中ぐらいの店内には夫婦のような二人組が二組。かなり多くの銘柄の焼酎がカウンターに置かれていた。
何と言っても気に入ったのは、押尾コータローがBGMとして流れていたこと。軽い、と最初は思ったのだけれど、蕎麦と、アコースティックギターの振動音は絶妙に合っていた。たぶん、場所が住宅街のなかだったということもあるのだろうけれど、蕎麦と押尾コータロー、この組み合わせは意外だった。
蕎麦を食べて(蕎麦を手繰って、と書くのがいいのだろうけれど、なんとなくスノッブな感じが否めない)、他にお客さんもいないので、しばらくバタイユを読んで、帰った。